LinkRunner G2 スマート・ネットワーク・テスター:概要 | フルーク・ネットワークス
| 概要 |

LinkRunner G2 スマート・ネットワーク・テスター

繋がる世界のスマート・テスター

NETSCOUT の nGenius® Internet of Things(IoT)ソリューション・セットに新しく仲間入りした LinkRunner™ G2は、シンプルで包括的なテスト・プラットフォームで、IoT やネットワーク・デバイスの配備やトラブルシューティングに取り組む技術者に大きな力を与えてくれます。LinkRunner は、設置とトリアージに不可欠な要素を1つの装置にまとめ、ワークフローを円滑化します。

IoT の配備とトリアージの課題

デジタル変革による IoT デバイスの急増に伴い、IP の接続性と、(多くの場合)ネットワーク給電、IT(情報テクノロジー)組織、OT(運用テクノロジー)組織、およびテクノロジー間の緊密な統合と協力が必要になります。これは既に緊迫した企業のアクセス・ネットワークと運用リソースの負担を増やします。

IoT が成功するには、IoT デバイスとインフラストラクチャの間の接続性と通信の可視化が不可欠です。しかし、IoT の設置と、それが依存するネットワーク・サービス特有の要件に対応していないツールを使用しても、責任のなすり合いの風潮とプロジェクトの遅延をもたらすだけです。

図 1:LinkRunner G2 は IoT デバイスとインフラストラクチャの接続性と通信を可視化します。

ネットワーク運用 — IT と OT の融合の中心

今日の IT 組織は多様で動的な分散インフラストラクチャと、リモート・サイトの熟練リソースの不足に直面しています。ネットワークに接続しているデバイスが増える中、多くが IT の制御外にあることも問題の悪化につながっています。IoT イニシアチブに不可欠なネットワーク運用は、日常のワークフローと、IoT デバイスのプロビジョニングとトラブルシューティングの両方で、より効率的かつ効果的な方法を見つけなければなりません。

ワークフローの効率化と標準化

LinkRunner G2 は、高出力 PoE とネットワーク接続性テストを Android™ OS1 でベンダー アプリと組み合わせることで、IoT の配備を加速します。これによって、設置とトラブルシューティングのワークフローが円滑化されます。LinkRunner G2 を使用すると、技術者は設置マニュアルを確認しながら、負荷時の UPOE を 4 ペアすべてとネットワーク・サービスでテストし、結果を自動的に文書化できるほか、ベンダー固有のアプリを使用して接続デバイスの構成とトリアージすることができます。

迅速に解決

技術者の作業が、リンクの接続性の検証か、自社のインフラストラクチャ管理の一環としての PoE の確認か、IoT コンポーネントを配備しているベンダーとの共同作業かにかかわらず、LinkRunner G2 は必要な証拠を迅速かつ簡単に検証可能です。

個人所有デバイスの使用のリスク

今日多くの技術者は個人の携帯端末を現場で使用して、ベンダーのアプリを利用、トラブル・チケットの確認、技術文書の検索、IP アドレス範囲の計算、ネットワーク機器の構成などを行っています。しかし、仕事関連の作業に個人のデバイスを使用するのは、セキュリティのリスクと見なされます。また、ネットワークのインフラストラクチャ情報へのアクセスが限られてしまう可能性があります(たとえば、ゲスト VLAN に接続している場合)。

さらに、携帯端末では有線イーサネットのインフラストラクチャ、つまり PoE、配線、リンク・ネゴシエーション、ネットワーク・サービスなどを検証できません。Wi-Fi と Bluetooth の接続性は備えていますが、ネットワーク接続している多くのエンドポイント・デバイスはこれらの接続方法をサポートしていないため、複数のツールが必要になります。

単一のプラットフォームで仕事を遂行

LinkRunner G2 とその有線イーサネット機能、そして堅牢な Android OS を使用すると、技術者はネットワークのテストだけではなく、ワークフローの全局面を最初から最後まで完了できます。トラブル・チケットを受け取り、マニュアルを確認して、ネットワークをテストすると、結果が自動的に文書化され、ベンダー固有の他のアプリを使用して、接続デバイスのトリアージと構成ができます。

便利な汎用アプリの例としては、速度試験やIP 計算、PDF リーダーや、スイッチとルーターの構成する詳しいガイドがあります。アクセス・ポイント、防犯カメラ、トラブル・チケット・システムなど、ネットワーク上の接続デバイスに関連づけられているベンダー・アプリは NETSCOUT® app store からインストールできます。Netscout では最も人気のあるアプリを提供していますが、必要なアプリが見つからない場合は、リクエストを送信するだけで、当社で互換性を確認でき次第、ストアにアップします。すぐに利用できる無料アプリの最新リストについては、https://link-live.com/public/appsをご覧ください。

ネットワーク接続性の自動検証

各種ネットワーク接続デバイスの配備に優先して行うべきことは、ネットワークへの接続点からのリンクとネットワーク・サービスの検証です。単純でもすべてが揃った AutoTest で多数のテストを自動化すると、ネットワーク接続の根本的要素を理解するための特殊な専門知識が必要なくなり、経験の浅い担当者でもテストを実行できるようになります。テスト結果が付属の Link-Live 結果管理レポート作成データベースに自動的にアップロードされるため、ワークフローをさらに簡略化することが可能になります。

LinkRunner G2 AutoTest には、4 ペアすべてに対する負荷時の PoE ~ UPOE テスト、イーサネット速度、10/100/1000 Mbps でのデュプレックス検証、スイッチの名前 / スロット / ポート VLAN/ 音声 VLAN、DHCP、DNS、およびゲートウェイ接続性テストのほか、Ping と TCP ポートの接続性テストが含まれています。LinkRunner G2 は銅線と光ファイバーの両方のネットワーク接続性テストをサポートしています。光ファイバーのテストは 100/1000 BASE-X をサポートしています。銅線の場合は、障害までの距離など、追加のケーブル・テスト診断が提供されます。

ユニークな「負荷時の」 PoE テスト

高出力の PoE を使用する IoT デバイスがますます増えていますが、それを検証するツールがなくては、障害が発生して責任のなすり合いが起きた場合に、設置者は推測に頼るしかありません。

LinkRunner G2 は、4 ペアすべてで負荷時の 51 ワット UPOE をサポートする特許技術、TruePower™ PoE テストを提供している最初のソリューションです。TruePower PoE では、LinkRunner G2 はわかりやすい合否インジケータ、負荷時の PoE レベル、要求電力と受給電力の比較を提供します。ユーザーは PoE が実行されているペア線、PoE のクラス、PSE タイプなども確認できます。これは、IoT デバイスの設置者がレイヤ 1 のサポートと電力レベルを受電側機器(PD)の電力レベルを検証する場合に役立ちます。

自動的な文書化

ネットワーク・ドロップからスイッチのスロット / ポート /VLAN までの接続の文書化は、大半の組織にとって課題となっています。移動の証拠、追加や変更などの情報をレポート用に保管したり、今後のトラブルシューティングのベースラインとして使用することは、効率化に大いに役立ちます。

LinkRunner G2 は、すべての NETSCOUT 携帯型テスターで使用される高度にセキュアな暗号化 Link-Live 結果管理データベースに統合されています。LinkRunner G2 では、各テストの完了時にテスト結果が自動的にアップロードされるので、ネットワーク・エンジニアと技術者との連携が密になり、作業が大幅に可視化されて、プロジェクト管理やフリート管理が円滑になります。

さらに、ユーザーは壁の差込口の位置やトラブル・チケット番号などのコメントを含めてアップロードし、テスト結果に関連づけることができます。ユーザーは搭載のカメラを使用して、アセット・タグ、シリアル番号、QR コードなどの項目の写真を添付することもできます。

リモート・サイト・サポートの簡略化

多くのリモート・サイトは「非重要」で、現場に IT サポートスタッフがいません。しかし、何か問題が発生した場合は、どうなりますか?現場に LinkRunner G2 があれば、ユーザーのスキルレベルに関係なく、ネットワークに接続するだけで、事前に定義されたテストを実行して結果を自動的に文書化できます。

LinkRunner G2 スマート・ネットワーク・テスターを使用する利点

  • テストの自動化は IoT とネットワーク機器の技術者の熟練度を上げます。
  • 堅牢な Android ベースのオペレーティング・システムで、ベンダー / デバイスのアプリを使用して構成とトリアージができるため、技術者の生産性が飛躍的に向上します。
  • 銅線リンクと光ファイバー・リンク用にすべてが揃ったネットワーク検証と構成のポータブル・プラットフォームは、技術者のワークフロー全体をサポートします。
  • 特許技術の負荷テストを使用して、技術者は自信を持って PoE の設置とテストを実行できます。
  • Link-Live の結果管理データベースへの自動的な文書化により、時間を節約して協力体制を強化

1 Android は Google Inc. の商標です。

 
 
Powered By OneLink