ケーススタディ:Cadence Bank | フルーク・ネットワークス

ケーススタディ:Visual Performance Manager は、地方銀行業務と金融サービスを行う企業に、アプリケーションと接続のパフォーマンスの完全な可視性を提供しています

 
 
 
製品の特徴:

業界:

銀行業務

 

場所:

アラバマ州バーミングハム

 
 

課題:

Cadence Bank は、アラバマ州、フロリダ州、ジョージア州、ミシシッピ州、テネシー州、テキサス州にまたがる 100 を超える地域で地方銀行業務および金融サービスを行っています。金融サービス業界の多くの企業と同様、Cadence は、買収によって成長を続けており、ネットワークの統合を進める上で独自の課題に取り組んでいます。これらのネットワークに対する適切な可視性が欠けていると、IT チームはネットワーク・リソースを効果的に統合、最適化そして管理することが困難になります。また、企業がネットワークおよび重要な金融サービスのアプリケーションに大きく依存している場合、パフォーマンスの問題を迅速に識別および修正できることが、ビジネスの成功の鍵となります。残念ながら、重要なパフォーマンス・データを見ることができなければ、チームはネットワークやアプリケーションの使用状況を正確に評価または管理できません。

 

解決策:

Netscout の Visual Performance Manager™ (VPM)

 

結果:

以前は別々の企業に存在したネットワークを 1 つのネットワークに統合するには、従来のホスト型アプリケーション、サードパーティのクラウド・ベースのサービスおよびユーザーといった要素すべてが、ネットワークとどのようにやり取りしているかについて深く理解する必要があります。Cadence は、ネットワークとアプリケーション・パフォーマンスのモニタリング機能を提供する Netscout の Visual Performance Manager (VPM) 選びました。VPM を使用することにより、Cadence はアプリケーションとサービスの中でオーバーラップしている領域を迅速に特定できるだけでなく、不明または予定外のアプリケーション・アクティビティの結果として発生したパフォーマンス・ボトルネックの根本原因を突き止めることができます。Cadence は、VPM を活用すると、支店のネットワークの中で使用されていないブロードバンド回線や冗長なブロードバンド回線を特定することが可能になるため、VPM への投資を 6 ~ 8 ヶ月で回収でき、問題を効果的に管理し、重要なアプリケーションに関する問題を特定できるようになると予測しています。


概要

バーミンガムに本部を置く Cadence Bank は、アラバマ州、フロリダ州、ジョージア州、ミシシッピ州、テネシー州、およびテキサス州で消費者、商業、およびビジネス関連の顧客に地方銀行業務を提供しています。57 億ドルの資本、1,500 名近い従業員、100 を超える数の支店を持つ Cadence には、広範囲に及ぶ分散ネットワークがあります。銀行業務、住宅ローン、信託業務、およびその他の金融サービスのためのアプリケーションのほかに、ローカルでのホスト型とクラウドの標準的なビジネス生産性アプリケーションを運用しています。

VPM により、可視性が得られるだけでなく、チームは、必要な情報を入手して、新しいネットワークの統合、既存のネットワークの最適化、および組織間の IT 問題の特定にかかる時間と費用を節約することができます。また、手作業でデータを相関させる手間がなくなり、ネットワークとアプリケーションのパフォーマンスを明確に把握できるため、IT の目的を達成してランドスケープやエンド・ユーザーへの影響に関して理解を深めることができます。

– Jonathan Hay 氏、Cadence Bank バイス・プレジデント、ネットワーク・エンジニアリング部門ディレクター

課題

金融サービス業界の多くの企業と同様に、Cadence Bank は他の銀行の吸収・合併を行う綿密な戦略に基づいて、近年大きく成長してきました。ハードウェア、アプリケーション、およびサードパーティ・サービス・プロバイダーが重複していたり、多くの場合は全く異なっている分離した組織のネットワークを統合するため、Cadence は、アプリケーションとサービスがネットワーク上でどのように動作しているか、ユーザーがこれらとどのようにやり取りしているかについて深く理解する必要があります。

「当社が管理するネットワークは、吸収・合併活動の多い業界の企業にとって非常に一般的なものです。まさに、寄せ集めのネットワークと言えます。」と Cadence Bank のバイス・プレジデント、ネットワーク・エンジニアリング部門ディレクターである Jonathan Hay 氏は述べています。「当社の全体的な基準に達していない一部の小規模ネットワークから、旧式の装置、Citrix で実行される多数の仮想デスクトップおよびサーバーが含まれる最新のプラットフォームに至るまで、さまざまな要素を引き継ぎました。」

顧客に幅広いサービスを提供する Cadence では、多数のホスト型アプリケーションとクラウド・ベースのアプリケーションが必要です。しかし、この大規模で安定したアプリケーションには、使用率の評価、サポートの合理化、および継続的な管理の実施といった面で課題があります。

Cadence はまた、アラバマ州バーミングハムに新たなデータ・センターを開設中です。これにより、移行プロセスをできるだけスムーズに行うために、特定のアプリケーションに依存しているユーザーを識別する、という新たな重要課題が持ち上がりました。Cadence Bank のシニア・バイスプレジデント、ネットワーク・サービス部門ディレクター、Mickey Parker 氏は、ネットワークで実行しているすべてのアプリケーションのリストがあっても、誰がいつそれらのアプリケーションを実行しているのかを自社が把握していない点に着目しました。「稼働中のサーバーを新しいデータ・センターに移行するため、いつアプリケーションをシャットダウンするかをユーザーに通知できるようにしたいだけなのですが、このデータを確認する簡単な方法を見つけることができなければ、移行プロセスによって多くの問題が発生する可能性があります。」

Cadence のネットワーク・チームが受け取る苦情の中で最も多いのは、「ネットワークが遅い」というものです。ユーザーは、アプリケーションやファイルを開いたりデータにアクセスするときに、遅滞を経験すると、ネットワークのパフォーマンスに問題があると考えます。一部の問題は、毎日同時に発生し、数週間や数か月も継続していました。Parker 氏は、これらの問題は使用率の問題であり、アプリケーションによって同時にまたは間違ったタイミングで大量のトラフィックが生成されるからであろう思っていました。しかし残念ながら、チームでは使用率の情報を簡単に解析することができませんでした。

解決策

Cadence は Netscout の Visual Performance Manager を選びました。VPM の充実した機能の組み合わせ、価格、そして広範囲にわたる可視性の問題に対応できるターンキー・ソリューションが選ばれた理由です。「Visual Performance Manager はまさに、私たちがこれまで必要としていた製品でした。 Netscout はすばやく対応し、当社が正常に稼働できるようにサポートしてくれました。」と Hay 氏は述べています。

Parker 氏は、以前の雇用主のときに VPM を使用していたため、VPM に慣れており、これが Cadence の課題の解決に役立つ適切なツールであるとわかっていました。特に、Cadence は分離および重複している組織の集まりからネットワークとアプリケーションを統合したため、VPM は重要な役割を果たすことができました。

「VPM を購入した主な理由の 1 つは、アプリケーションと接続に対する可視性を得られることでした。当社のネットワーク上の活動を見失うことがないように、アプリケーションとユーザー間の相互接続をマッピングする機能が必要でした。すべてのアプリケーションの統合を進めるには、各アプリケーションを使用するすべてのユーザーが識別されているかどうかを確認する必要があります。」と Parker 氏は述べています。


結果

Cadence は、使い始めて数日で VPM を使用する利点を実感しました。ネットワークの遅滞を引き起こしていた想定外の Disk-to-Disk レプリケーションをいくつか特定できたためです。別のケースでは、3 つの支店間のストレージ・レプリケーションのトラフィックがネットワークのパフォーマンスに影響を与えていたことが VPM によって発見されました。レプリケーションは、就業時間外の夜間に行われるはずですが、実際には時間がかかりすぎて、ユーザーに影響を与える営業時間にも継続されていたのです。VPM を使用して遅滞の原因が見つかったため、Cadence はレプリケーションのトラフィックに対していくつかの QoS ポリシーを適用して、問題に対応することができました。

社内ネットワークの管理で Cadence にかかる責任が多くなるほど、VPM の使用率レポートの作成機能の価値が非常に大きくなります。サードパーティ・ベンダーが作成できないレポートでも、VPM を使用すれば作成できる場合があります。さらに Cadence では、100 を超える数の場所のネットワークを管理する担当者はわずか 4 名です。このような小規模のチームでは、問題をリモートで特定および診断できることによって、時間と出張費を節約できます。

VPM を使用することにより、Cadence は、ネットワークのパフォーマンスに影響を与える使用率の問題を数多く検出できました。「ネットワークが遅い」という苦情の多くは、実際には、Microsoft Office アプリケーションの自動更新やウイルス定義のダウンロードによるトラフィックなどの結果として引き起こされていることが明らかになりました。VPM によって Cadence は、これらの問題を特定し、問題の発生時の制御を行うポリシーを適用することが可能になります。

また、Parker 氏が回路最適化の問題に取り組む際にも、VPM は役立ちました。VPM と共にアプリケーションとユーザー動作を詳しく観察することで、Cadence は必要なブロードバンド回路の数を大幅に減らすことができると確信しています。実際、VPM によって大幅な節約効果が見込まれるため、回路最適化だけで概算しても 6 ~ 8 ヶ月以内に、VPM の購入費用を回収できるだろうと Parker 氏は期待しています。

今後について、Parker 氏と Hay 氏は、Cadence の全体的なネットワーク・インフラの管理と最適化において VPM が重要な役割を担うだろうと予測しています。また、彼らは、ビジネス・クリティカルなアプリケーションがターゲット・パラメーター内で継続的に実行され、ネットワーク・レイテンシやサーバー応答時間の問題によって遅滞することがないように、アプリケーションのフィンガープリンティングを使用したいと考えています。パケットがサーバー間でタイムリーに送受信されている場合にアラートを発する、自動化されたレポーティング・システムの構築にも取り組んでいます。ユーザーと場所のベースが拡大するなか、VPM を使用して、過剰使用になりやすいサイトに前もって回路を追加し、重要な金融サービス・アプリケーションをさらに最適化させるトレンドを把握できるのではないか、という期待もあります。

また、将来的に、Cadence は社内でのアプリケーション開発を計画しています。アプリケーション試験とネットワーク検証プロセスの一環として VPM を使用する計画です。さらに、VPM データを使用して、問題がネットワーク、アプリケーション、またはサーバーに関連しているかどうかをすばやく特定する自動ヘルプ・デスク・プロセスも構想されています。

「VPM によって、以前当社にはなかった洞察が得られただけなく、チームでは、コラボレーション性を向上させて問題を解決できるようになります。VPM は、問題の評価、変更の計画、重要なシステムの稼働状態の確認を行う際に欠かせないシステムであり、頼りになるリソースであることはすでに証明されています。」と Parker 氏は述べています。

For a deeper look into how this solution can help you solve problems, check out the eKnowledge page at enterprise.netscout.com/eknowledge

 
 
Powered By OneLink