Wi-Fi テスト・アプリが教えてくれないこと トップ 8|NetScout
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Wi-Fi アプリが教えてくれないことトップ 8
Wi-Fi テスト・アプリが教えてくれないこと

Wi-Fi をテストするのに利用できるスマートフォンやタブレット用のアプリはたくさんあります。そのほとんどが、無料か 100 ドル未満で、Wi-Fi サービスの検証や管理を行う必要があり、それを安く済ませたい人にとって、魅力的な選択肢となります。しかし、「時は金なり」であり、テスト・アプリが役に立たないために Wi-Fi サービス問題を解決できなければ、そのコストはプロ向けの優秀なツールを買うよりも高くつく可能性があります。

1. Wi-Fi トラフィックが占めるチャネル使用率

定義

チャネルが Wi-Fi トラフィックに使用される時間のパーセンテージ。チャネル上のアクセスポイント数ではありません。

重要な理由

Wi-Fi チャネルは、オーバーラップする受信範囲内のチャネル上のすべてのアクセスポイントおよびクライアント・デバイスによって共有されます。1 台の AP/クライアント・デバイスが送信するたびに、チャネル上の他のすべてのデバイスは待つ必要があり、この待ち時間が積み重なると遅延につながります。そのため、高いチャネル使用率はパフォーマンスを遅くさせる第一の要因であり、正確に測定する必要がでてきます。


2.干渉が占めるチャネル使用率

定義

チャネルが干渉源からの Wi-Fi 以外の信号に使用される時間のパーセンテージ。

重要な理由

干渉源が特定の出力レベルを超えて Wi-Fi チャネルを占有すると、Wi-Fi デバイスは送信できなくなります。Wi-Fi トラフィックを送信できる時間が減るため、Wi-Fi デバイスのパフォーマンスが遅くなります。また、干渉信号が強く長時間にわたる場合、Wi-Fi 接続が妨害される可能性があります。


3.再試行率

定義

再送の必要がある Wi-Fi フレームのパーセンテージ。再送率は、特定のデバイスの送信、またはチャネル上のすべての送信に対して測定されます。

重要な理由

デバイスが Wi-Fi フレームを再送した時、受信デバイスからの応答確認を受け取る必要があります。応答確認を受け取らないと、フレームが再送されます。干渉、ノイズ、信号の減衰、輻輳など、送信条件が良くない場合に、フレームが宛先に届かないことがあります。

再送は、貴重なチャネルを使い果たし、これによりチャネル使用率が高くなり、そのチャネルを使用するすべてのユーザーにとってパフォーマンスが遅くなることになります。再送率の高さは、送信条件の悪さを示す明確な指標にもなります。


4.不正アクセスポイントまたは無許可のクライアント・デバイス

定義

許可されたネットワークと同じエリアで動作する無許可のアクセスポイント。有線インフラ・ネットワークに接続されている場合と接続されていない場合があります。

重要な理由

無許可または不正な AP(アクセスポイント)は、深刻なセキュリティ脅威をもたらします。また、許可されているユーザーのパフォーマンスにも悪影響を及ぼす可能性があります。有線ネットワークに接続されていない不正アクセスポイントも、それに接続していることを知らないユーザーにとってセキュリティ・リスクになり得ます。その場所を迅速に特定することは、それを取り除き、セキュリティ上およびパフォーマンス上のリスクを軽減するためにも極めて重要です。


5.接続されているクライアント

定義

どのユーザー・デバイスやクライアントが、どの SSID およびアクセスポイントに関連付けられているかに対する可視性。

重要な理由

ネットワーク・インフラ(アクセスポイント)を把握しておくことは重要である一方、クライアントの接続性を把握しておくことは、高いチャネル使用率を生じさせているクライアントが多すぎるか、クライアントが接続すべきでない(例:遠すぎる)アクセスポイントに接続しているか、接続すべきでないレガシーな 802.11b クライアントが接続しているか、不正デバイスが接続されているかなどのさまざまな問題を特定するのに大いに役立ちます。また、ユーザーのクライアント・デバイスが特定のアクセスポイントに接続しているかどうかなど、特定のクライアント接続問題をトラブルシューティングするにも有益です。クライアントが接続しているデータレートに対する可視性を持つことも、パフォーマンス問題を診断するためには欠かせません。


6.接続されていないが、ネットワークをプロービングするクライアント

定義

SSID に関連付けられてないどのユーザー・デバイスまたはクライアントが、SSID のプローブを送信しているかに対する可視性。

重要な理由

SSID に関連付けられていないクライアントは、前回接続していた SSID など、SSID を探すためにプローブを送信します。これらのクライアント・プローブは、複数のチャネルの電波を使用するため、それが多すぎるとチャネル使用率とパフォーマンスに大きな影響を及ぼす可能性があります。また、セキュリティ上の問題でもあります。プロービングしているクライアントは、攻撃の標的になることも、攻撃元になることもあり得ます。ネットワークに関連付けられているかどうかにかかわらず、環境内のデバイスの種類を把握しておくことは、自社ネットワークの使用ニーズを理解するのに一般的に役立ちます。


7.正常に動作している(または動作していない)ネットワーク・サービス

定義

Wi-Fi 経由でサービスを提供するには、アクセスポイントへの無線接続以外にも、DHCP や DNS などのサービス、LAN、WAN、そしてネットワーク・リソースへのとブロードバンド接続が正常に動作していなければなりません。

重要な理由

Wi-Fi ユーザーが Web サイトにアクセスできなかったり、ファイルをダウンロードできない時、無線接続にせいにされてしまうことがよくありがちです。しかし、問題は有線側に起因している可能性があります。例えば、DNS が利用できなかったり、インターネットへの接続がないなどが挙げられます。これを知っておくと、存在しない無線問題を探すよりも、ずっと時間の節約になります。


8.詳細なアクセスポイント設定

定義

アクセスポイントに設定できる数多くの 802.11 設定パラメーター。

重要な理由

アプリケーションは、アクセスポイントでどのようなセキュリティが使用されているか(例:WEP、WPA2 personal、WPA2 Enterprise)教えてくれますが、(A) サポートされるデータレートは?(B) レガシー・デバイスはサポートされているか?(C) サポートされるチャネル幅は?(D) 短いガード・インターバルが使用されているか?(E) 使われている空間ストリーム数はいくつか?など、ネットワークを正常に動作させるために必要な情報は他にもたくさんあります。


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