BYOD ポリシーを起草する時に考慮すべき重要点|フルーク・ネットワークス

BYOD ポリシーを起草する時に考慮すべき重要点

2015 年 6 月 24日

BYOD ポリシーを策定することは賢明です。貴社は変化を受け入れ、その変化を賢明かつ効率的に取り入れようとしています。BYOD ポリシーの草案作成は、1 日や 1 週間でできるものではなく、1 カ月でも十分ではありません。利害関係者のニーズや懸念をすべて考慮し、組織全体が文書をよく理解しており、実現に必要な技術が整っていることを十分に確認していください。

1. すべての部門から意見を取り入れる

各部門には、BYOD ポリシーに対してそれぞれ独自の視点があり、すべての見識を活かすことで最終ポリシーの価値と有用性を向上できます。

BYOD ポリシーの草案作成においては、当然 IT 部門と法務部門に発言力がありますが、他の全部門も意見を出す必要があります。人事、財務、生産、顧客サービス、販売、研究開発の各部門は、それぞれ独自のモバイル・デバイスの用途、自部門のニーズを満たすアプリ、他の部門では思い付かない組織全体に利益をもたらす優れたアイデアを持っている可能性があります。意見や情報が多ければ多いほど良いのです。

2.新しいデバイス用に十分な帯域幅を提供する

デバイスの「モバイル化」により、誰もがオフィスの外でしか自分のデバイスを使用しないと考えていませんか?これらデバイスが社内に持ち込まれ、自社ネットワークに一度接続されれば、絶えず使用されるものと考えなければなりません。現在のネットワークトラフィックの 2~3 倍の量に対応できる帯域幅を供給する準備が必要です。

3.プライバシーポリシーを明確にし、よく伝える

IT 部門は社員のデバイス上の何を見ることができますか?また、何を削除したり、変更したりできますか?デバイスで不適切なコンテンツや違法な活動を発見した場合には、何をすべきですか?これらのシナリオは極端に聞こえるかもしれませんが、多くの組織で実際に起きていることです。IT 部門が結婚式の写真を間違って削除したり、違法活動の証拠を見つけたりなど、さまざまな状況が考えられます。これらの状況を徹底的に調査し、BYOD ポリシーで明確かつ包括的に対処する必要があります。

4.実現に必要な技術が IT 部門にあることを確認

社員が通告なしに退職した場合、すべての会社データがリモートから削除されるとポリシーに記載することと、それを実際に行うための技術が IT 部門にあるかどうかは別問題です。適切な帯域幅の最適化、リモートからのデバイスのモニタリングやアクセスなど、BYOD ポリシーに書かれている通りに実施する技術を IT 部門がすべて持っていることを確認する必要があります。

5.使用する認証と暗号化を決定する

モバイル・デバイスは、パスワード保護をしなければならないと言明するだけでは不十分です。パスワードの長さを指定しなければなりません。また大小文字、数字、特殊文字を組み合わせることを指示することが望ましいです。IT マネージャーは、事業部側で受け入れられるパスワード要件の定義を指導できます。

6.ポリシーは全員に適用されます

BYOD ポリシーの下、規則や規制は、上から下まで分け隔てなく適用する必要があります。

BYOD ポリシーによって組織を守るためには、経営幹部にも規則が適用され、規則違反の責任を取ることが徹底されなければなりません。平均的な社員よりも一般的に高いアクセス権を持つため、経営幹部であれば、BYOD ポリシーに従うことがさらに重要になります。上層部が所持するデバイスは盗む者にとって利益が大きく、ハッキングや盗難、不正行為が行われれた場合、その被害は大きくなります。

7.強固かつ包括的な退職ポリシーを作成する

理想的には、退職の際は 2 週間前に事前通告し、必要な手続きをすべて行い、IT 部門に立ち寄り、デバイスから会社データをすべて消去した後に会社を去ります。しかし、現実には社員はある日突然いなくなり、二度と戻ってこないことがあります。あらゆる状況において、BYOD ポリシーは、退職時の適切な手順、またそれが従われなかった場合の別の手段を確立する必要があります。データをバックアップし、デバイス内のデータを消去し、万一の事態に会社を保護するのに必要な技術を整えましょう。

貴社の BYOD ポリシー草案に必要な IT ネットワーク・ソリューションについては、今すぐフルーク・ネットワークスのウェブサイトをご覧ください。

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