ClearSight™ アナライザー|enterprise.netscout.com

ClearSight™ アナライザー

受賞歴を誇る ClearSight™ アナライザー (CSA) は、高度なアプリケーション重視のモニタリングおよびパフォーマンス解析を提供します。これにより企業のネットワーク管理者およびエンジニアは、多重プロトコルのネットワーク環境でアプリケーションとネットワーク・パフォーマンスの問題のメンテナンス、診断、解決が可能となります。CSA は一般的に使われるプロトコルのほとんどをサポートしており、ユーザーはオープンソース・コミュニティにより作成された Wireshark デコードをインポートして活用することができます。このことから、CSA は市場で最も多目的なアプリケーション解析ツールといえます。

AirCheck

アプリケーションのパフォーマンス問題に対する回答を提供する
アプリケーション重視の分析ソフトウェア

 

主要な機能
  • パフォーマンス問題の根本的原因を突き止めるために、直観的なドリルダウンで自動的にアプリケーション・フローを解析するアプリケーション重視の解析
  • 問題識別用のアラームを使用した、リアルタイムのアプリケーション・パフォーマンスのモニタリング
  • アプリケーション重視の表示用に関連したパケットを迅速に識別する、最高 4ギガバイトまでのトレース・ファイルの時間ベースの解析
  • 問題を迅速に確認するための、単一または複数のフロー用にリアルタイム統計、バウンス・チャート、およびレポート
  • ビデオおよび音声コールのステータス、QoS 解析、およびプレーバック
  • ユーザーのカスタマイズ可能なサマリー・レポート
  • WireShark デコード・エンジンをサポート

 
 
革新的なアプリケーション重視の解析

CSA は、シンプルで直観的なフロント・ページによって、ネットワーク上のアプリケーションの健全性の包括的でハイレベルな概要を提供します。更なる詳細にアクセスするには、この枠組みからさらにをドリルダウンすることができます。例えば、CSA は、HTTP アプリケーションのすべてのフローを認識して解析し、サーバー数、クライアント数、スループットを表示します。ワン・クリックで、各フローをバウンス・チャートで視覚化し、問題の原因となったパケットを識別できます。他に例を見ないこの制御および可視性レベルは、アプリケーション問題の解決時間を減らし、ネットワーク全体のダウンタイムを最短化します。


リアルタイム・モニタリングと
問題検知

CSA のエキスパート・アラート機能は、キャプチャしたパケットや監視対象のパケットから通信障害を自動的に検出し、色分けされたアイコンで表示します。問題のあるアプリケーション、サーバー、またはフローは、アプリケーション・サマリーのフロント・ページで一目で確認できます。
CSA によってリアルタイムで検出された、またはトレース・ファイルから検出されたアラートは、問題(通信シーケンスでの障害やユーザー定義の閾値の超過障害)として分類され、記録されます。カラム・ヘッダーをクリックすることで、リストを並び替えられます。キャプチャ後の解析時に、アラートを右クリックすることで、問題の原因となる関連フローにドリルダウンできます。問題が発生した場合、電子メール、ポケベル、スクリプト、または SNMP トラップ・アクションを実行するように指定できます。

図 1:SIP VoIP コールの QoS 解析

図 2:HTTP の統計情報

 
問題を迅速に識別する時間ベースの解析

容量の大きいキャプチャ・ファイルは、ソートすべき情報があまりにも多くあるため、解析が困難な場合もあります。CSA は時間ベースの解析で、詳しい統計および傾向情報を提供します。希望する時間範囲で隣接したイベントを参照する時間をドリルダウンできます。SIP か H.323 を実行しているビデオおよび音声トラフィックでは、解析エンジンはクオリティ・スコア、MOS、または VQFactor に基づいてビデオおよび音声 RTP のストリームを分類できます。これにより、SIP または H.323 コールの状況と質の詳しい統計が得られます。RTP のフローを 1 つ以上選択して、詳細解析または再プレーするのに抽出することができます。アクセスのあった特定の URL およびエラー・コードと共にサーバー別のクライアント一覧またはクライアント別のサーバー一覧を提供する、HTTP の追加解析も可能です。この解析を使うと、ユーザーはパケット・デコードの詳細なデータまで掘り下げることなく、迅速に問題を識別できます。

図 3:接続のトレンド・ボリューム

 
自動バウンス・チャート

CSA は、識別される TCP フローごとに、バウンス・チャートを自動作成します。このチャートは、パケットを手作業でデコードすることなく、クライアントとサーバー間のパケット・フローの動きを図で示します。タイミングやフローの方向、ペイロードのサマリーが表示され、TCP やその他のエラーは簡単に識別できるように色分けされます。これは、さまざまなネットワーク要素間のプロトコルの相互作用を理解するための強力な手段となります。


独自のマルチセグメント解析

CSA は、一般的に使われるほとんどのキャプチャ・ファイル形式をサポートします。ネットワークの最大 4 つの場所からキャプチャしたパケットを受け取って結合し、マルチセグメント・バウンス・チャートを作成します。これにより、タイミングに関する問題をセグメント単位ですばやく分離できるため、根本原因の解析に役立ちます。これを CSA の強力なデコード機能と組み合わせることで、ネットワーク・エンジニアやアプリケーション・アナリストは互いに責任転嫁する必要がなくなります。


トリプルプレーへの対応

パケット損失、ジッター、R 値、MOS などの音声品質パラメータが、図で示されます。MPEG2 オーバー UDP のストリーミング・ビデオがサポートされています。サポートには、デコード、フィルター、アラート付きの問題定義などの機能一式のほか、リアルタイム、履歴、トレース・ファイル、音声品質などの一連のレポートが含まれます。コンテンツ・プレーバックは、リアルタイムと解析後の両方がサポートされています。

図 4-1:VoIP マルチセグメント解析 — 図 4-2:NAT マルチセグメント — 図 4-3:SIP マルチセグメント

 
コンテンツの再構成および再生

リアルタイム・モニタリング中の VoIP フローやビデオ・フローまたはトレース・ファイルからオーディオとビデオ・コンテンツを再構成できます。さらに、Microsoft® Exchange® の電子メール、IP 経由での FAX、インスタント・メッセージ、HTTP ベースの Web ページも再構成できます。これはコンプライアンス違反の証明やマルチメディア品質の視覚化として非常に貴重です。

図 5-1:ビデオ・プレーバック — 図 5-2:電子メール・プレーバック — 図 5-3:ウェブ・プレーバック

 
強力なフィルタリング体系

CSA は、単純なアドレスとプロトコルによるフィルターだけでなく、アプリケーション・コマンド、IP サブネット、データ・パターンやその他の条件によるフィルターもサポートします。設定パネルを見ながら AND、OR、NOT 演算子を用いてフィルター条件を自由に追加して組み合わせることで、複雑な条件(図 6 を参照)も簡単に指定できます。一旦指定すると、フィルター定義は指定した名前を付けて保存でき、キャプチャまたはトレース・ファイル表示のために再利用できます。

図 6:フィルター

 
包括的なトラフィック・レポート

CSA は、ネットワーク・トラフィック、サーバー、アプリケーションの統計データとパフォーマンスをチャートおよび表形式で表示するための(代表値) レポートを豊富に揃えています。CSA は、リアルタイム・データまたはトレース・ファイルからレポートを生成します。ジッター、レイテンシー、パケット損失、MOS、J-MOS、R 値、ビデオ品質係数などの統計情報を表示する音声およびビデオトラフィックの QoS レポートが見れます。これらのレポートの要素は簡単に組み合わせて、カスタム・レポートを作成できます。


高度なオプション機能を追加する CSA-1045

履歴レポーター
長期間にわたって蓄積されたリアルタイムな統計データをベースに、ネットワーク、アプリケーション、およびその他のトレンド・レポートを作成します。

パケット・ジェネレーター
多用途のジェネレーターにより、ネットワーク負荷テストやトラフィック再現テストを実行できます。2つのモードがサポートされています。1) パケット・モード(指定したパケットを繰り返し送信)と2)バッファ・モード(トレース・ファイルからトラフィックをネットワーク上に再現)です。

マルチキャスト解析
マルチキャスト・ビジュアライザのオプションは、検出されるマルチキャスト・アドレスごとのトラフィックを説明・数値化するカウンターや統計情報を提供します。CSA は、ホストからルーターに送信されるパケットからマルチキャスト・グループ・アドレス(IPv4 の場合は IGMP、IPv6 の場合は MLD)を抽出します。

図 7:H.323 レポート

図 8:HTTP レポート — 図 9:IP レスポンス・タイム・レポート

 
ClearSight Analyzer のアプリケーション重視の解析ワークフロー

ClearSight Analyzer は、自動的にアプリケーション・フローを解析し、HTTP、電子メール、VoIPといったアプリケーション別にトラフィックを分類して、各トランザクションの流れを見やすくします。セッションのフローをパケット・レベルまでドリルダウンして、アプリケーション・コンテンツを再構成することもできます。

ステップ 1:モニタリングの開始。
ネットワーク・トラフィックのモニタリングは自動的に開始されます。トラフィックは、アプリケーション別に分類されます。問題のあるアプリケーションは、黄色または赤色のアイコンで簡単に識別できます。

ステップ 2:アプリケーションの選択。
アプリケーションを選択すると、フローと関連するサーバーとホストが一覧表示されます。問題またはその他のイベントが検出されたフローに対して、赤色または黄色のアイコンが表示され、どのフローに問題があるか簡単に分かるようにします。

ステップ 3:フローの選択。
フローをクリックすると、クライアントとサーバー間の通信フロー(ラダー・ビュー)が表示されます。問題やその他のイベントが発生したパケットは、赤色または黄色の矢印で示され、通信問題がいつどこで発生したのか、素早く特定することができます。

ステップ 1

ステップ 2

ステップ 3

 

ステップ 4:自動フィルター/パケット・デコードの表示。
アプリケーション・フロー表示(ラダー・ビュー)でパケットをクリックすると、関連するトランザクションのみを表示するようにフィルタリングされたパケット変換画面が開きます。
このため、最上位のアプリケーション・レベルから詳細なパケット表示まで数クリックでアクセスでき、トラブルシューティングが迅速かつ容易に行えます。

ステップ 5:アプリケーション・コンテンツの再生。
選択したフローのアプリケーション・コンテンツを ClearSight で再現できます。

ステップ 4

ステップ 5

 
機能の概要
モデル 詳細
アプリケーション重視のサマリー・ページ モニタリングされたリアルタイム・トラフィックまたはトレース・ファイルから問題をすぐに発見し、アプリケーションの全体的な健全性を迅速に把握できます。
アプリケーションのリアルタイム・モニタリング パケットのキャプチャ有無に関係なく、アプリケーションと設定のフロー・ビューが見れます。
エキスパート・アラート機能 問題のしきい値を設定し、アプリケーション、サーバー、またはフローに問題がある時にすぐに分かるようにできます。問題が発生した場合に、電子メール、ポケベル、スクリプト、または SNMP アクションを実行するように指定できます。
トレース・ファイルの時間ベース解析 ユーザーが指定する時間範囲に基づいて、トレース・ファイル(最大 4 ギガバイト)内のパケットを解析できます。解析には、HTTP、H.323、SIP、および RTP のアプリケーション・パフォーマンスのほか、TCP SYN、再送、IP マトリックス、ホスト、ならびにフレーム数/バイト数/フレーム・サイズ別のトラフィック量のトレンドなどのネットワーク層の傾向特性が含まれます。表示条件と一致するパケットをエクスポートして、アプリケーション重視の解析を行えます。
プロトコル・フォーシング リアルタイム・モニタリング中、またはトレース・ファイルの再生時に、プロトコル・フォーシングを適用して、別のプロトコル内にカプセル化されたプロトコルを特定できます。
アプリケーション・カンバーセーションのタイミング表示 アプリケーション・フロー・ビューでネットワークの遅延やレスポンス・タイムの低下が瞬時に示され、反応の遅いコマンドや質の悪いサービス、アプリケーションのパフォーマンス問題などを確認・識別できます。
マルチセグメント・ビュー 複数の物理セグメントをまたがる 2 つのホストまたはサーバーとクライアント間の IP パケット・フロー(UDP/TCP)を相関付けられます。
包括的なフィルタリング機能 アプリケーション・コマンド、IP サブネット、データ・パターンなどのさまざまな条件に基づいたフィルタを作成し、自分が関心のあるものだけにモニタリング、キャプチャ、または表示を制限できます。AND、OR、NOT の演算子を使用して、複雑なフィルタを作成できます。フィルタに名前を付け、保存および再利用できます。
キャプチャ/表示フィルタの迅速な作成 フローを右クリックして、そのフローだけにキャプチャ/表示フィルタを適用できます。
完全なパケット・デコード(ジャンボ・フレーム対応) リアルタイム・モニタリング中に、またはトレース・ファイルからデコード・タブに切り替えて、パケット・デコードをサマリー、詳細、または 16 進数画面で表示できます。
VOIP コールログ・ブラウザ リアルタイム・モニタリング中に、開始時刻、通話時間、発信者/着信者の識別子、MOS スコアなどの条件を使用してフィルタリングし、個々のコールを並べ替えできます。
音声およびビデオの QoS 解析 RTP フローにビデオ・フローの存在が認識されると、 ClearSight™ Analyzer は、ビデオ・コンポーネントの VQFactor™ 統計情報のほか、音声コンポーネントの MOS 統計情報も表示します。
 
プロトコル仕様
プロトコル 詳細
サポートされる非 VoIP アプリケーション DNS、HTTP、FTP、TELNET、Citrix、POP3、SMTP、Exchange、ISAKMP、KERBEROS、MS SQL、Oracle、SMB、AIM、BOOTP、Gopher、Media Player、Napster、NETBIOS、NFS、NNTP、QuickTime、RIP、RIPNG、SNMP、TFTP、X Windows、Yahoo Messenger、MSN、Skype
サポートされる VoIP アプリケーション H.323 (H.225、H.245、RAS)、SIP (RFC 3261、T.38 Fax over IP)、MGCP、MEGACO/H.248、SCCP(Skinny)、SIGTRAN(IUA:RFC 3057 ISDN UA、SUA、M2PA、M2TP、M2UA:RFC 3331、SS7 MTP2 UA、M3UA:RFC 3332、SS7 MTP3 UA、MAP、SCTP、ISUP)、RTP、RTCP、RTSP
再生用(デコード)音声コーデック G.711 (μ-law and a-law)、G.721、G.722、G.723 mono、G.726、G.729、GSM mono、4-bit mono DVI 8 KHz、11.025 KHz、22.05 KHz、MPEG layer (I、II-TS、III、IV)、iLBC、AMR (GSM、3GPP)、ASF
モバイル・プロトコル 3G/4G モバイル・ネットワークにおけるビデオ・テレホニーの 3G-324M および LTE アンブレラ・プロトコル対応
EOAM デコード ITU および IEEE 両形式のイーサネット OAM フレーム

注記:上記の一覧は、対応プロトコルのごく一部です。完全な一覧については、enterprise.netscout.com/protocolsupport をご覧ください。



 
システム条件
アイテム 最小要件
コンピュータ ソフトウェア・インストール用に CD/DVD-ROM ドライブ搭載の業界標準のコンピュータ・システム(ノートブックまたはデスクトップ)
プロセッサー 1 GHz 以上(2 GHz 推奨)で実行するプレミアム 4(または同等品)
RAM 最小 512 MB(1 GB 推奨)
最小 2 GB(Windows 7 Professional Edition を実行している場合)
ハード・ディスク容量 15 GB 以上の空き容量がある 40 GB のハード・ディスク
オペレーティング・システム Microsoft Windows XP Home Edition SP3(ファイアウォール無効)
Microsoft Windows XP Professional SP3(ファイアウォール無効)
Microsoft Windows 7 Professional Edition(32 と 64 ビット)
Microsoft Windows 8.x Professional
モニター 15 GB 以上の空き容量がある 40 GB のハード・ディスク
オペレーティング・システム NDIS 準拠のネットワーク・デバイス・ドライバーによるネットワーク接続
 
製品およびオプション
モデル 詳細
CSN/CSA-1000 SUPP-MSTC ClearSight Analyzer ソフトウェア
CSN/CSA-1000CD SUPP-MSTC ClClearSight Analyzer ソフトウェアを収録した CD
CSN/CSA-1045 SUPP-MSTC CSA、および IP マルチキャスト・ビジュアライザ、履歴レポーター、およびパケット・ジェネレーターのオプション
CSN/CSA-1045CD SUPP-MSTC CSA、および IP マルチキャスト・ビジュアライザ、履歴レポーター、およびパケット・ジェネレーターのオプションを収録した CD
CSN/OPT-3045 SUPP-MSTC CSA の IP マルチキャスト・ビジュアライゼーション、履歴レポーター、およびパケット・ジェネレーター


 
サポート
モデル番号 詳細
GLD–SW–1000 マスターケア・サポート・サービス、CSA-1000 の 1 年間ソフトウエア・メンテナンス
GLD–SW–1045 マスターケア・サポート・サービス、CSA-1045 の 1 年間ソフトウエア・メンテナンス
 
 
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