802.11ac を把握|フルーク・ネットワークス

802.11ac を把握

無線帯域幅の需要が高まり続ける中、標準化団体はキャパシティを拡大するための方法を模索しています。

次世代規格として登場するのが 802.11ac です。2014 年初旬に最終承認される予定ですが、すでにこれに対応した製品が市場で発売されており、今後数か月間でさらに増えていくと思われます。

では、802.11ac は何をもたらすのでしょうか?以下を約束しています。

  • より高速なデータレート
  • より大容量
  • より低遅延
  • より効率的な電力消費

これらは、異なる領域への移行と、現行の 802.11n 規格で採用されている技術を発展させることで実現されます。特にに注目すべき点は、次の通りです。

  1. 周波数の変化 – 802.11ac は 5 GHz 帯でのみ動作します。現時点では、混雑が少ない帯域であるため、大きなメリットがあります。
  2. より広範なチャネル – 802.11ac は、80MHz のチャネル帯域幅を使用して高速化を実現します。第 2 のフェーズでは、160MHz チャンネルのオプションもあります。ただし、これは 5 GHz 帯域幅で利用できるチャネル数が減ることも意味します。実際のチャネル数は、国によって異なり、欧州では 80MHz チャネルが最大 4 つ、米国では最大 5 つです。
  3. より高い変調および符号化 – 802.11ac では、256QAM を使用した高次変調方式を採用しています。これにより、1 つのシンボルに符号化できるビット数が増え、ビットレートを最大 33% 向上できます。
  4. ビームフォーミング – 802.11ac 対応のアクセス・ポイントは、無線信号を周辺環境全体にではなく、機器に向けて直接発信できます。802.11n にも対応していましたが、802.11ac でより効果的になります。
  5. マルチユーザー MIMO – MIMO は 1 つ以上の信号を同時に送受信できる技術です。802.11ac では、マルチユーザー MIMO を使用し、空間的に離れた複数クライアントへの同時送信をサポートします。これにより、無線周波数帯域を最大限に活用することができます。
  6. GCMP セキュリティ・プロトコル – 802.11ac は主に AES-CCMP を使用しますが、802.11ac では、GCMP(Galois/Counter モード・プロトコル)の使用も認められています。各ブロックは個別に認証されるため、GCMP はデータブロクの暗号化を順次ではなく並列で行うことができ、レイテンシーを削減します。(詳しくは、8 月 31 日掲載のブロク記事をご覧ください。)

これが、802.11ac の背景にある技術です。このトピックについてもっとお読みになりたい場合は、 弊社ホワイトペーパーをダウンロードしてください。802.11ac の利点を学び、確信を持って将来のWLANをご計画ください。

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